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副業ブログで月1万円を目指すなら、平均収入より自分のPage RPMと承認単価から必要PVを逆算するのが堅実です。
最新調査には月100万円以上の回答者もいますが、対象には長期運営者や複数サイトの所有者、法人が含まれます。
そのため、調査結果を「40代会社員が一つのブログで得られる手取り額」と受け取ることはできません。
副業ブログのアフィリエイト収入はいくら?最新調査の実態
公開調査から分かるのは、低収入層が多い一方で高収入層も存在することです。ただし、副業会社員だけを対象にした統計ではありません。
NPO法人アフィリエイトマーケティング協会の「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2026」は、2026年3月25日から4月15日に実施されました。
調査対象は国内主要ASPの会員アフィリエイターで、有効回答数は991件です。ブログ初心者だけでなく、長期運営者や複数媒体の運営者も含まれる母集団です。アフィリエイトマーケティング協会+1
同調査の月間アフィリエイト収入は、次の分布でした。
- 収入なし:28.7%
- 1,000円未満:10.6%
- 1,000円以上5,000円未満:9.7%
- 5,000円以上1万円未満:3.8%
- 1万円以上3万円未満:7.2%
- 3万円以上5万円未満:3.2%
- 5万円以上10万円未満:5.0%
- 10万円以上20万円未満:4.2%
- 20万円以上50万円未満:3.9%
- 50万円以上100万円未満:4.4%
- 100万円以上500万円未満:7.5%
- 500万円以上:11.7%
「収入なし」と「1,000円未満」を合計すると39.3%です。
一方、100万円以上500万円未満と500万円以上の合計は19.2%になります。いずれも同調査の回答者991人の中での割合であり、副業ブロガー全体の割合ではありません。アフィリエイトマーケティング協会
特に注意したいのは、500万円以上の回答が11.7%に達している点です。
調査資料自体も、この増加について法人回答者の割合が増えた可能性を指摘しています。つまり、上位層の数字には個人が本業の合間に運営する一つのブログとは異なる条件が混ざっていると考えた方が自然です。アフィリエイトマーケティング協会+1
二つの調査で収入割合が違うのはなぜ?
一般社団法人日本アフィリエイト協議会が2026年6月12日に発表した「アフィリエイト市場調査2025」では、月1,000円未満の回答者が52.5%、月3万円以上が12.4%でした。
こちらは2025年12月1日から4日まで、アフィリエイト広告を掲載するサイトやブログの保有者1,000人を対象に実施されています。一般社団法人 日本アフィリエイト協議会(JAO)
主な調査を並べると、数字の違いが見えやすくなります。
調査 対象・有効回答数 低収入側の数字 高収入側の数字
アフィリエイト市場調査2022 広告を掲載するサイト・ブログ保有者1,000人 月1,000円未満71.0% 月3万円以上9.7%
アフィリエイト市場調査2025 広告を掲載するサイト・ブログ保有者1,000人 月1,000円未満52.5% 月3万円以上12.4%
意識調査2026 国内主要ASPの会員アフィリエイター991人 収入なしと月1,000円未満の合計39.3% 月100万円以上19.2%
※2026年調査の39.3%と19.2%は、資料13ページの区分を筆者が合計した数値です。
2022年の日本アフィリエイト協議会調査では、回答者の52.7%がアフィリエイト歴5年以上で、所有・運用サイト数は平均1.9サイトでした。一般社団法人 日本アフィリエイト協議会(JAO)
2025年調査では、5年以上の運営者が32.0%、所有・運用サイト数は平均2.4サイトです。さらに、高収入側のグループには月100万円以上の個人や法人も含まれると明記されています。一般社団法人 日本アフィリエイト協議会(JAO)
したがって、同じ団体の調査であっても、回答者の運営年数やサイト数は毎回同じではありません。
まして、主要ASPの会員を対象にしたアフィリエイトマーケティング協会の調査と、調査会社を通じてサイト保有者を抽出した日本アフィリエイト協議会の調査は、単純に優劣を比べられません。
2022年から2025年にかけて誰でも稼ぎやすくなった、あるいは副業ブログの平均収入が上がった、とまでは断定できないということです。
私がこの数字から読み取るのは、アフィリエイトには大きな収入を得ている運営者がいる一方、収益化できていない運営者も相当数いるという事実です。
上位層の金額を目標にするより、「誰を調べた数字なのか」を先に確認する方が、40代の副業計画では役に立ちます。
調査の「収入」は利益や手取りではない
各調査で尋ねられているのは、月間のアフィリエイト収入です。
少なくとも公開資料からは、サーバー代や外注費などを差し引いた利益、税金を納めた後の手取り額とは確認できません。
副業ブログでは、主に次のような費用が発生する可能性があります。
- レンタルサーバー、ドメイン
- 有料テーマ、プラグイン
- 順位計測や画像作成などのツール
- 書籍、商品購入、取材などの情報収集費
- 記事作成やデザインの外注費
- 業務に使用した通信費など
月1万円の広告収入があっても、月間経費が5,000円なら、収入と経費の差額は5,000円です。
さらに、管理画面に表示された収益と、承認済みの報酬、銀行へ振り込まれた金額は同じとは限りません。
国税庁は、営利目的で継続的に行う副業に係る業務上の雑所得について、「総収入金額-必要経費」で計算すると案内しています。ただし、事業所得か雑所得かなどの区分は、活動実態によって判断が変わります。国税庁計算サイト+1
給与を一か所から受け、その全額が源泉徴収の対象となる会社員は、給与・退職所得以外の所得合計が20万円を超える場合などに所得税の確定申告が必要です。
20万円は「広告収入」ではなく、原則として経費を差し引いた所得で判断する点に注意してください。住民税や、医療費控除などで確定申告をする場合の扱いは別に確認が必要です。国税庁+1
税務上の判断は個別事情で変わるため、実際の申告では国税庁、自治体、税務署または税理士へ確認するのが確実です。
ブログ収入はどう発生する?広告とアフィリエイトの違い
副業ブログの収益は、主にディスプレイ広告とアフィリエイト広告から発生し、確認すべき数字がそれぞれ異なります。
同じ1万PVでも、広告の種類や記事の内容によって収入は変わります。
収益方法 報酬につながる主な条件 見るべき指標
ディスプレイ広告 広告の表示やクリックなど PV、表示回数、Page RPM
アフィリエイト広告 購入、申込、資料請求などの成果条件 広告クリック率、成約率、承認率、報酬単価
ディスプレイ広告はPage RPMで考える
Google AdSenseの管理画面では、ページビュー、広告表示回数、クリック数、クリック単価、Page RPMなどの指標を確認できます。
そのため、AdSenseを単純に「1クリック何円の広告」とだけ捉えるより、ページビュー1,000回当たりの推定収益を見る方が全体を把握しやすくなります。Google サポート
Googleが示すPage RPMの計算式は次のとおりです。
Page RPM=推定収益÷ページビュー数×1,000
たとえば、月4万PVで推定収益が1万円なら、Page RPMは250円です。
なお、Page RPMは推定収益を基にした指標であり、実際に確定して支払われる金額を保証する数字ではありません。Google サポート+1
Googleの公式説明には、すべての日本語ブログへ共通して当てはめられる平均Page RPMは掲載されていません。
ジャンルや訪問者、時期、広告需要、閲覧端末などの条件が異なるため、他人の公開値より自分の管理画面の数字を使う方が堅実です。
アフィリエイトは「発生」と「確定」を分ける
アフィリエイトでは、ブログ内の広告を経由して商品購入やサービス申込などの条件が満たされると、成果が発生します。
A8.netの公式説明でも、ブログやWebサイトなどに掲載した広告から商品やサービスが売れ、広告主の定める条件を満たすと成果報酬を受け取る仕組みとされています。A8.net
ただし、成果が管理画面に表示された段階で報酬が確定しているとは限りません。
購入後のキャンセルなどがなく、成果条件を満たしていると広告主が確認して承認した後に、成果が確定して振込へ進みます。A8.net+1
アフィリエイト収入は、次のように分解できます。
確定収入=訪問者数×広告クリック率×成約率×承認率×承認後の報酬単価
報酬単価だけを見て案件を選ぶと、実態を見誤ります。
1件1万円の案件でも、広告が押されず、申込も少なく、非承認が多ければ、1件1,000円の商品より確定収入が小さくなることがあります。
物販で販売価格だけを見て仕入れるのと同じです。
売価が高くても、仕入れ値、手数料、返品率、回転日数を確認しなければ利益は見えません。ブログでも、報酬単価と成約までの難しさを一緒に見る必要があります。
月1万・5万・10万円には何PV・何件必要?
Page RPMが250円なら、月1万円は4万PV、5万円は20万PV、10万円は40万PVが計算上の目安です。
ただし、250円は公式平均ではありません。
ここでは計算方法を理解するため、Page RPMを100円、250円、500円と仮定します。
月の目標収入 Page RPM100円 Page RPM250円 Page RPM500円
1万円 10万PV 4万PV 2万PV
5万円 50万PV 20万PV 10万PV
10万円 100万PV 40万PV 20万PV
計算式は次のとおりです。
必要PV=目標収入÷Page RPM×1,000
Page RPMが100円なら、月1万円には10万PVが必要です。
Page RPMが500円なら、同じ月1万円でも2万PVで計算が合います。必要PVに大きな幅が生まれる理由は、収益性の差にあります。
ブログ開設前に自分のPage RPMを正確に予測することは困難です。
最初は仮定値で計画し、収益が発生した後に次の式で実測値へ置き換えます。
実測Page RPM=その月の推定広告収益÷その月のPV×1,000
たとえば、月2万PVで推定広告収益が3,000円なら、Page RPMは150円です。
同じ収益性のまま月1万円を目指す場合、計算上は約6万6,700PVが必要になります。
ここまで分かれば、ただ「もっと記事を書く」と考えずに済みます。
PVを増やすのか、広告と相性のよい記事を改善するのか、成果報酬型広告も組み合わせるのかを数字で選べます。
アフィリエイトは承認件数から逆算する
成果報酬型広告では、PVより先に必要な承認件数を計算できます。
承認後の報酬単価 月1万円 月5万円 月10万円
1件1,000円 10件 50件 100件
1件5,000円 2件 10件 20件
1件1万円 1件 5件 10件
この表は必要な承認件数を割り算しただけであり、達成のしやすさを示すものではありません。
高単価案件は、申込前に比較される項目が多い、競合が強い、対象者が限られるといった場合があります。
仮に月1万人が記事を訪れ、広告リンクを押す割合が5%、リンク先で成果が発生する割合が2%、承認率が80%だったとします。
- 訪問者:1万人
- 広告クリック:500件
- 成果発生:10件
- 承認:8件
承認後の報酬が1件5,000円なら、確定収入は4万円です。
ここで使った5%、2%、80%は説明用の仮定であり、業界平均ではありません。
重要なのは、PV、広告クリック、成果発生、承認を一つの数字にまとめないことです。
PV不足なら集客記事を見直します。
広告が押されていないなら、読者の疑問と紹介内容がずれていないかを確認します。成果は出るのに承認されないなら、広告主の条件や流入の質を調べる必要があります。
数字を分けると、直す場所も分かれます。
副業ブログは何か月で収益化できる?40代会社員の現実的な見方
初心者が初収益を得るまでの共通期間は、公開調査からは確認できません。運営年数が長いほど高収入になる傾向はありますが、継続だけで収入が決まるわけではありません。
2026年のアフィリエイトマーケティング協会調査では、「収入なし」の回答者284人のうち、運営1年未満が59.5%でした。
一方、月100万円以上500万円未満の層では、運営5年以上10年未満と10年以上の合計が73.0%です。
月500万円以上の層でも、運営5年以上の合計が74.2%でした。アフィリエイトマーケティング協会
これは、長期運営者が高収入帯に多いという相関を示しています。
「5年続ければ月100万円になる」という因果関係を示したデータではありません。
成果が出た人ほど続けやすい一方、収入が得られなかった人が途中で辞め、調査対象から外れている可能性もあります。
また、2026年調査では、アフィリエイト運営に1日2時間程度以上を使う回答者が合計53.2%でした。
月500万円以上の層では78.4%が1日3時間以上を使っており、資料では、高収入を維持する層は本業として時間をかけていると分析されています。
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無料の範囲と、有料になる境目。
先に確認しておく。無料をうたうサービスは、どこから有料なのかを最初に押さえるのが基本です。ゼロアカの公式サイトには、無料コンテンツを視聴したうえで、希望する人にのみ有料サービスを案内すると明記されています。登録は無料、解約もいつでも可能とのこと。まず中身を見てから判断する、という順番なら手堅いはずです。
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— 黒田 慎一
