副業ブログは終わっていませんが、2026年に短期収入目的で始める副業としては勧めにくいのが結論です。
一方、自分の経験を蓄積する情報資産や、仕事につなげる集客拠点として考えるなら、今から取り組む意味は残っています。
この記事の結論を先に整理すると、次のとおりです。
- 早く現金収入を得たい人には、副業ブログをおすすめしにくい
- 広告収入だけで月5万円を目指す方法は、必要なアクセスと作業時間を読みづらい
- SEOだけに依存せず、一次情報や仕事への導線を持たせるなら活用余地がある
大切なのは、「ブログは稼げる」「ブログはオワコンだ」という二択で判断しないことです。
どの収益方法を選び、何時間を使い、何を残したいのかによって、ブログの価値は大きく変わります。
2026年、副業ブログは本当にオワコンなのか?
ブログという媒体そのものはオワコンではありません。ただし、SEO記事を増やして広告収入を待つだけの運営方法は、以前より厳しくなっています。
今回の元ネタとして中心になるのは、いずれも2026年4月10日に公開された次の2記事です。
- webfactory「ブログは【オワコン】稼げないと言われる理由!個人の副業では稼げないのか?」
- Webライターラボメディア「個人ブログはもうオワコン? 現役ライターが本音で語る現実」
webfactoryの記事は、ブログで月1万円、3万円、5万円ほどを目指す余地は残っており、方向性を誤らなければ収益化は可能だという立場です。
執筆者欄には「webfactory運営事務局」、運営会社として株式会社アイ・ファクトリーが記載されています。
一方、Webライターラボメディアの記事は、稼ぐ手段としての個人ブログは「正直オワコンといえる時代」と結論づけています。
企業サイトの台頭、検索以外の情報収集手段、生成AIなどを理由に挙げながら、発信方法や収益構造を変えれば可能性は残ると説明しています。
同メディアには運営者としてWebライター・編集者の中村昌弘氏のプロフィールが掲載されています。
ただし、検索結果で確認できる範囲では、2026年4月10日の当該記事について個別の執筆者名までは特定できませんでした。記事の責任主体と個別執筆者を同じものとして扱わないほうが適切です。
二つの記事は、結論だけを見ると反対に見えます。
しかし、内容を分解すると、共通している部分は少なくありません。
- ブログで収益を得ること自体は可能
- 初心者が簡単に結果を出せる環境ではない
- Google検索だけに依存する方法は不安定
- 一般論をまとめただけの記事は埋もれやすい
- SNS、動画、商品販売、受注などとの組み合わせが必要
つまり、終わりに近づいているのは「ブログ」ではなく、検索順位さえ上がれば広告収入が自動的に積み上がると考える運営方法です。
ここを区別しないと、「今も稼いでいる人がいるから簡単だ」「厳しいと言われているから始める意味がない」という両極端な判断になります。
ブログの収益方法は三つに分けて考える
副業ブログの収益方法は、大きく次の三つに分けられます。
- 広告の表示や成果に応じて収益を得る広告型
- 商品購入やサービス申込みで報酬を得る成果報酬型
- 記事を入口にして、自分の仕事や商品につなげる事業型
広告型にはGoogle AdSenseなどがあり、成果報酬型にはアフィリエイト広告があります。
事業型には、有料記事、制作物、相談サービス、Webライティングの受注などが含まれます。
この三つは、同じ「ブログ収益」でも難しさが違います。
広告型は多くの閲覧数が必要になりやすく、成果報酬型は読者の悩みと商品が合っているかが重要です。
事業型はアクセス数が少なくても成立する可能性がありますが、知識や実績、信用、商品設計が必要になります。
「ブログで月5万円」という数字だけを見ても、どの方法で得た5万円なのかが分からなければ、難易度を比較できません。
物販でいえば、売上5万円と利益5万円を同じものとして扱うようなものです。
この記事はプロモーションを含みます
無料の範囲と、有料になる境目。
先に確認しておく。無料をうたうサービスは、どこから有料なのかを最初に押さえるのが基本です。ゼロアカの公式サイトには、無料コンテンツを視聴したうえで、希望する人にのみ有料サービスを案内すると明記されています。登録は無料、解約もいつでも可能とのこと。まず中身を見てから判断する、という順番なら手堅いはずです。
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— 黒田 慎一
副業ブログが稼げない・おすすめしない5つの理由とは?
副業ブログを短期収入目的の人におすすめしにくい理由は、作業時間と収入の関係を事前に計算しづらいからです。
特に40代の会社員は、本業や家庭に使う時間もあります。
サーバー代などの金銭的な初期費用が小さくても、失った時間まで小さいとは限りません。
1.収益が出る時期を読めない
ブログは、記事を公開した時点では報酬が発生しません。
検索エンジンにページを発見され、内容を処理され、検索結果に表示され、読者に選ばれ、その先で広告利用や申込みが発生して初めて収益につながります。
Google自身も、ページが検索の技術要件を満たしていても、クロール、インデックス、検索結果への表示を保証していません。
そのため、「10記事書けばいくら」「3か月続ければいくら」という形では計算できません。
記事を30本公開してもほとんど読まれない可能性がある一方、特定の悩みに深く答えた1記事から問い合わせが入る場合もあります。
アルバイトであれば、原則として働いた時間に応じて賃金が発生します。
Webライターであれば、契約条件を満たした原稿を納品することで報酬が発生します。
ブログは、記事を書く作業と報酬が直接結びついていません。
畑に例えるなら、種をまいても、収穫時期だけでなく、芽が出るかどうかも分からない状態です。
半年後や1年後の収入を待てる人には選択肢になりますが、数か月以内に生活費を補いたい人には向きにくいでしょう。
2.企業サイトと同じ検索結果で競うことになる
現在の検索結果には、企業が運営する大規模なメディアが数多く存在します。
企業サイトは、ライター、編集者、監修者、デザイナー、SEO担当者などを配置し、複数人で記事を制作できます。
個人ブログでは、テーマ選定、調査、執筆、画像作成、入稿、サイト管理、分析、修正までを一人で担当するケースが一般的です。
競争の激しい分野へ正面から入れば、使える時間と制作体制の差がそのまま表れます。
特に医療、健康、金融など、人の生命や財産に大きく関わるテーマでは、発信者の専門性や情報の信頼性が重要です。
ただし、E-E-A-Tを点数化した単独のランキング指標が存在する、と理解するのは正確ではありません。
Googleは、品質評価者向けガイドラインが検索順位を直接決めるものではないと説明しています。そのうえで、経験、専門性、権威性、信頼性に関係する複数の要素を参考に、役立つ情報を評価する考え方を示しています。
個人が勝てないという意味ではありません。
企業が扱いにくい狭いテーマや、実際に経験した人でなければ書けない具体的な情報には余地があります。
反対に、資格も経験もない人が「クレジットカードおすすめ」「病気の治し方」などへ参入し、既存情報を言い換えただけでは、読者から選ばれる理由を作りにくいでしょう。
3.検索順位が上がっても安定収入とは限らない
検索順位は、一度上がれば固定されるものではありません。
Googleは検索システムを継続的に更新しており、過去に独立した仕組みとして案内されていたHelpful Content Systemも、2024年3月以降はコアランキングシステムの一部になっています。
昨日まで上位だった記事が、競合記事の追加や検索システムの変化によって順位を落とすことはあり得ます。
順位が落ちれば、アクセスだけでなく広告収入や申込みも減少します。
検索流入だけに頼るブログは、一社から売上のほとんどを得ている事業と似ています。
自分で所有しているサイトでも、集客の入口を外部サービスに依存していれば、完全に自分で制御できる事業ではありません。
この構造を理解せず、「上位表示できれば後は放置できる」と考えるのは危険です。
記事の情報更新、リンク切れの確認、検索意図の変化への対応、表示速度やモバイル画面の改善も必要になります。
4.読者の情報収集先が分散している
ブログを読む人がいなくなったわけではありません。
ただし、情報を探す場所はGoogle検索だけではなくなっています。
株式会社メディアリーチは2025年4月9日、全国の18歳から65歳の男女1,200人を対象に、オンラインアンケートを実施しました。
複数回答方式で日常的に使う情報収集・検索ツールを尋ねた結果、Google検索は62.1%、YouTubeは53.9%、Xは37.8%と報告されています。
この数字は、「Googleを利用する人が62.1%しかいない」という意味ではありません。
複数回答の設問であり、同じ人がGoogle、YouTube、Xを目的に応じて使い分けている可能性があります。
また、YouTubeについて、公式の公表資料では53.9%、一部の二次記事では53.8%と表記されています。
小数点以下の処理や転載時の違いと考えられますが、本記事では調査主体の公表値である53.9%を採用します。
若年層のTikTok利用率についても、公表記事の要約と年代別の詳細紹介で異なる数字が掲載されているため、質問条件を確認せず一つの数字だけを切り取るべきではありません。
重要なのは、細かな割合よりも、情報収集の入口が複数に分かれているという点です。
商品の動きを見たい人は動画、店舗の雰囲気を知りたい人はSNS、条件や料金を比較したい人はブログ、短い答えが欲しい人は生成AIを使うかもしれません。
ブログしか運営していなければ、ブログを読む段階まで来た人にしか届きません。
現在は「記事を書く技術」だけでなく、「記事の存在をどう知ってもらうか」まで考える必要があります。
5.AIで作った一般論だけでは差がつきにくい
生成AIを使えば、記事の構成案や文章の下書きを短時間で作れます。
制作の負担が下がった一方、似た見出しや説明の記事も増えやすくなりました。
AIを利用すること自体が問題なのではありません。
Googleも、制作方法だけで評価するのではなく、誰の役に立つために作られたか、独自の価値があるか、信頼できるかを重視する考え方を示しています。
問題になるのは、検索上位の記事を集め、表現だけを変えた内容を大量に公開することです。
Googleの公式資料では、他者の情報を単に要約するのではなく、独自の情報、調査、分析、経験を加えることが推奨されています。
2026年には、AI検索向けの案内でも、誰が書いても同じになる「コモディティ化した内容」ではなく、独自で価値のある内容を作る重要性が示されています。
個人ブログで差になりやすいのは、次のような情報です。
- 実際に作業した手順と所要時間
- 失敗した条件と修正した内容
- 自分で撮影した写真
- 比較に使った基準
- 購入日や利用期間
- 向いていなかった人や不便だった点
- 公開後に起きた変化
反対に、実際には利用していない商品を、使ったように紹介してはいけません。
AIに文章を作らせることはできても、存在しない体験まで事実に変えることはできないからです。
副業ブログで月5万円を稼ぐのは現実的なのか?
月5万円に到達する人はいますが、「何記事あれば届く」「何PVあれば届く」という共通の必要条件はありません。
月5万円の難易度を考えるときは、広告型、成果報酬型、事業型を分ける必要があります。
収益モデル 報酬が発生する主な条件 月5万円を左右する要素 注意点
広告型 広告表示や広告成果 PV、広告単価、読者属性、表示環境 多くの閲覧数が必要になりやすい
成果報酬型 購入、申込み、契約 報酬単価、クリック率、成約率、承認率 PVが多くても商品が合わなければ売れない
事業型 仕事の受注や自社商品の販売 信用、専門性、商品設計、問い合わせ数 少ないアクセスでも成立するが技能が必要
webfactoryの別記事では、クリック率1%、1クリック30円という仮定を置き、10万PVで月3万円になるという試算が掲載されています。
この条件をそのまま延長すると、月5万円には約16万7,000PVが必要です。
ただし、これは「クリック率1%、1クリック30円が一定」という仮定の計算にすぎません。
実際の単価や広告の表示条件、読者層、季節によって結果は変わるため、必要PVの一般的な基準として使うことはできません。
成果報酬型では、さらに計算項目が増えます。
考え方は次の式で整理できます。
アクセス数×広告クリック率×購入率×承認率×報酬単価=確定報酬
たとえば、次の条件はあくまで計算例です。
- 月間アクセス数:10,000
- 広告クリック率:10%
- 購入率:3%
- 承認率:80%
- 1件当たりの報酬:2,500円
この場合、計算上の確定報酬は6万円です。
しかし、クリック率や購入率を維持できる保証はありません。
広告案件が終了したり、報酬単価が変更されたり、発生した成果が否認されたりすることもあります。
「報酬2,500円の商品なら24件で6万円」と計算するだけでは不十分です。
その24件を得るまでに何人の読者が必要なのか、その読者を集めるために何記事と何時間が必要なのかまで見なければなりません。
月5万円より時給を確認したほうがよい
副業ブログで見落とされやすいのが、作業時間です。
仮に月5万円の利益が残っても、月60時間を使っていれば、単純計算で1時間当たり約833円です。
月120時間なら、1時間当たり約417円になります。
ここからサーバー代、画像やツールの費用、外注費などを差し引く場合もあります。
税金の扱いも、所得や経費、勤務先の規定などによって確認が必要です。
月5万円という金額だけを見れば魅力的でも、家族と過ごす休日や睡眠時間を削っているなら、自分にとって割のよい副業とは限りません。
物販でも、販売額だけを見て、仕入れ、送料、手数料、返品を引かなければ本当の利益は分かりません。
ブログでは、作業時間が見えにくい仕入れ原価になります。
私は物販を勢いで始め、確認不足のまま在庫を抱えた経験から、「始める費用が小さいこと」と「損失が小さいこと」は別だと考えています。
ブログには商品の在庫がありませんが、読まれず収益にもつながらない記事が増えれば、投入した時間が見えない在庫として積み上がります。
私は自分のブログ収益額を成功実績として語る立場ではありません。
そのため本記事でも、公開情報、計算条件、物販リサーチで使っている損益の考え方を分けて判断しています。
それでも副業ブログに可能性が残る3つの理由
副業ブログの可能性は、広告だけで稼ぐことより、情報を蓄積し、複数の入口や仕事へつなげられることにあります。
収益が発生するまで待つだけのブログではなく、役割を持たせたブログなら利用価値があります。
1.アフィリエイト市場そのものは消えていない
矢野経済研究所が2026年3月18日に公表した調査では、国内アフィリエイト市場規模は2024年度が4,379億円、2025年度が前年比105.0%の4,598億円になる見込みとされています。
調査は主要なアフィリエイトサービス事業者へのヒアリングなどをもとに、市場全体を推計したものです。
過去の記事で紹介されていた「2024年度4,951億円」という数字は、2021年時点の将来予測でした。
2026年に公表された新しい資料では、2024年度の市場規模は4,379億円とされているため、現在の記事で市場実態を説明するなら、新しい数字へ更新する必要があります。
ここから分かるのは、アフィリエイト市場が消滅していないことです。
ただし、市場が拡大していることと、個人ブログの収入が増えることは同じではありません。
市場規模には、企業メディア、ECモール、各種プラットフォームなども含まれます。
海全体の魚が増えても、大型船が増えれば、小さな舟の釣果まで増えるとは限りません。
個人が見るべきなのは市場全体の大きさより、自分が扱うテーマに未解決の疑問が残っているかどうかです。
2.個人の一次情報は企業やAIが代替しにくい
企業サイトは、制作体制と情報量で強みを持っています。
一方、個人には、特定の状況を細かく記録できる強みがあります。
たとえば物販であれば、「利益商品ランキング」のような広いテーマより、次のような実務情報のほうが個人の経験を生かせます。
- 仕入れ前に確認した販売手数料
- 梱包後にサイズが変わった失敗
この記事はプロモーションを含みます
無料の範囲と、有料になる境目。
先に確認しておく。無料をうたうサービスは、どこから有料なのかを最初に押さえるのが基本です。ゼロアカの公式サイトには、無料コンテンツを視聴したうえで、希望する人にのみ有料サービスを案内すると明記されています。登録は無料、解約もいつでも可能とのこと。まず中身を見てから判断する、という順番なら手堅いはずです。
- 無料:講義動画100本以上・視聴期限なし
- 有料:無料視聴後、希望者にのみ案内
- 登録・解約の条件は登録前に要確認
※本コンテンツはプロモーションを含みます。記載内容は公式サイトの情報に基づくもので、変更される場合があります。申込み前に利用規約と特定商取引法に基づく表記をご確認ください。収入や成果を保証するものではありません。
— 黒田 慎一

